FC2ブログ

MOVIXさいたま~ドルビーシネマレポ・・・の前にシアター11改装前後を比較する~

2019年06月09日 21:09

ゴマです。ドルビーシネマ、博多もさいたまも非常に色んな方の関心が高く、人気のようですね。映像と音の評価も非常に高く「最高の映画館」「最強の映画館」といった感想が普段映画館に興味がない方からも多く見られたのが非常に興味深いです。

今回は前回の記事MOVIXさいたま~ドルビーシネマレポ・・・の前にMOVIXさいたまを振り返る~に続いて改装前後のシアター11を見比べてみようと思います。

MOVIXさいたま シアター11 ドルビーシネマ 比較

この記事はドルビーシネマでの鑑賞後に読んで頂くことを推奨します。
まず外観からですが、黄色の輪に赤、青、緑のエンブレムからドルビーシネマを思わせるシンプルな白・黒のカラーリングに変更されています。MOVIXさいたま 入り口1

MOVIXさいたまドルビーシネマ導入後入り口1


他のMOVIX系のサイトも落ち着いたカラーリングへと変更になっている所が増えています。MOVIXの方向性がちょっと今までとは変わって来た様に思います。非日常系のデザインが多かったMOVIXですが電力コスト削減や映画館を日常の延長のようなデザインに変更してお客の入りやすい空間にしているのかもしれませんね。
チケットカウンターにもドルビーシネマのロゴが大きく飾られており力を入れているのがよく分かります。



続いてコリドール

MOVIXさいたまコリドール 変更前1

MOVIXさいたまコリドール 変更後3

東日本大震災前後で上部のライティングが変更になっています。今は上部のライティングは色がゆっくりと変化しますが昔は青のライティングで入り口から各シアターへ緑の光が飛んで行き導いてくれるという形でした。見た目として面白いのはもちろん他の劇場で見たことのない演出だったので今でも復活を希望したいくらいです。

分かりやすい2枚。

MOVIXさいたまコリドール 変更後1

MOVIXさいたまコリドール 変更前4

あとはシアターの入り口がモニターに変わっていますね。モニターのほうが作品の情報とシアターの番号を分かりやすく表示出来るので理に適っていると思いますが薄暗い通路に光る斜体の数字がかっこよく感じていたのでちょっと残念です。入場ゲートとシアター入り口の電工表示も今はなくなってしまいました。

MOVIXさいたまコリドール 変更前2


ドルビーシネマ導入前後で比較します。


MOVIXさいたまコリドール 変更後2


MOVIXさいたまAVP 1


MOVIXさいたまAVP2


通路には小型のプロジェクターで映像が投射されています。

ドルビーシネマAVP5

AVP(オーディオビジュアルパス)というもので入場前映画への期待感を高める効果を得る為の演出です。T・JOY博多のシアター9は入り口から右奥の他と離れた場所にある為、改装でも従来のAVPデザインに近いものが出来ていますが、11と12が並んだMOVIXさいたまでは床面と左右壁面の小型のAVPになっています。シアター12の通路でもあるので専用の映像を流すのも悩ましいところですね。博多に比べややインパクトに欠けるという声もありますがT・JOY博多の高級感ある内装よりはMOVIXさいたまの非日常系デザインのほうがドルビーシネマのデザインと上手く調和しているように思えるのでこれはこれでとてもいいと思います。

MOVIXさいたまAVP3

ドルビーシネマAVP4


シアター入り口

MOVIXさいたまドルビーシネマ入り口2

MOVIXさいたまドルビーシネマ入り口1

ドルビーシネマのカラーリング、黒に白のロゴ、青のライティングになっています。カラーリングもですが入り口付近にロゴがあるあたりなんとなくIMAXに近いデザインにも思えます。


座席表

MOVIXさいたまシアター11 座席表

MOVIXさいたまドルビーシネマ 座席表

左右の座席が30席から22席、座席数にして420席から292席と128席も少なくなっています。表から見てもかなりコンパクトになりました。F列より前方はスクリーンに向けて座席にゆるやかに角度がついています。G列より後方は通路より壁側の座席に角度がつきました。A列からQ列と前後数は変わっていません。よく見ると座席に4番や19番がなく、部分的にない数字もありますね。中央通路より前後で幅の問題からない数字があることはよくありますがこういう数字の割り振りにしたのがちょっと不思議です。


ではいよいよ劇場内を比較してみましょう。

MOVIXさいたまシアター11 JBL時代1

MOVIXさいたまドルビーシネマ 1


MOVIXさいたまシアター11 JBL時代6

MOVIXさいたまドルビーシネマ 2

最後列のほぼ同じ場所から。座席表からも分かりますが左右はかなり狭くなったように見えます。JBL換装と同時にスクリーンは太鼓張りのシネスコに変更されているのでスクリーンで比べると分かりやすいですね。ドルビーシネマはカーブドスクリーンになっています。前後の列は減っていませんがスクリーンが小型化した分か距離も近くなったように見えますね。

MOVIXさいたまシアター11 JBL時代4

MOVIXさいたまドルビーシネマ 5


MOVIXさいたまシアター11 JBL時代5

MOVIXさいたまドルビーシネマ 6

映写窓は以前より幅が狭くなっています。ドルビーシネマでは視野角確保の為左右約2席分は座席がなく、ポールになっているのが分かります。ドルビーシネマになってから天井がかなり低くなったように感じましたが映写窓の高さから見ると若干低くはなったものの体感ほどではないことがよく分かりました。


MOVIXさいたまシアター11 JBL時代2

MOVIXさいたまドルビーシネマ 3

改装前はMOVIXではおなじみの三角柱、拡散効果をかねたライティング(自分はMOVIXのアレと呼んでいます)がありましたが、ドルビーシネマでは視覚的ノイズを極力減らすため、サラウンドスピーカーは見えない状態になっています。

ちなみに改装前に使用されていたこのスピーカーですが
MOVIXさいたまシアター11 JBL時代3

JBLのシネマ用サラウンドスピーカーの9320です。見た目がMOVIX三郷や川口などのメイン館で使用されているAEシリーズに非常によく似たスピーカーになっています。

MOVIX川口AM6212

縦横の違いはありますがフロントグリルだけ見るとほぼ同じで勘違いしている方もいたようです。壁面側の形を見ると9320はサラウンドとして設計されたスピーカーなので角度がついているのが分かります。

ドルビーシネマはスピーカーの存在を隠してより映像に没入させますが天井高の問題もあってかオーバーヘッドスピーカーは剝き出しになっています。

MOVIXさいたまドルビーシネマ9

MOVIXさいたまドルビーシネマ 7

SLS球形スピーカー、MA390C。音像定位に優れる同軸スピーカーです。三軸スピーカーというのは恐らく設置に対することであらゆる方向への角度調整が可能で壁面はもちろんオーバーヘッドへの導入・調整が容易であることから来ているのではないかと思います。


こうして比べてみるとかなり手の込んだ改装を行ったのが分かります。AVPやオーバーヘッドスピーカーの設置などいろいろと検討することが多くて工期が延びたのかも知れません。そういう意味ではさいたまシアター11のような縦長の劇場よりも天井の高い劇場の方が改装もしやすいのかもと思います。その点で丸の内ピカデリーはどのような改装を行うか気になりますし、後方にスペースがあり場内も余裕のある梅田ブルク7も期待が持てそうです。


また時間がかかると思いますが次回はドルビーシネマについてのレビューを書きたいと思います。
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://ibatan1.blog90.fc2.com/tb.php/313-aaba243d
    この記事へのトラックバック