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肉のプロフェッショナルが作る一杯。ラーメン礼(あきら)

2017年11月19日 22:56

ゴマです。2017年は夏から冬で秋が全くないような感じで過ぎてしまいましたね。もう12月も間近、寒い日が増えてきました。寒い日と言えばラーメン。今回はプチラーメン激戦区石岡、茨城県内ではオンリーワンとも言えるラーメンを提供するお店・ラーメン礼さんについてレポします。
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ラーメン礼
住所・茨城県石岡市東石岡4-6-37
定休日・月曜日
営業時間・11:30~14:00
駐車場なし
関鉄グリーンバス/関鉄パープルバス/かしてつバス  石岡中学校前または大谷津南にて下車。徒歩5分程です。


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カウンター以外に入口手前には小上がりの席もあります。

こちらのお店、珍しい部位の肉を出す事で有名な石岡の椿姫苑の方が出しているお店。週末夜は居酒屋、昼はラーメン、それ以外は焼き肉屋とすごいお店の回し方ですね。椿姫苑はまた別の場所にあるのでご注意ください。


さてこちらのお店はタイトルでも書きましたが焼き肉屋で働く、まさに肉の旨さを知っている人が作るラーメンになります。
メニューはこちら。
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黒マー油や背油も気になる所ですがまずは基本の牛骨ラーメンを。
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見た感じは九州の長浜ラーメンに近いですがふんわりと牛の香りが・・・味も濃いのではなくあっさり目ですが牛骨の香りと旨みがスープに溶け込んでいるのが分かります。麺は極細。サクッといける一杯ですね。チャーシューは大ぶりでしっとり、ほろりと崩れるやわらかさ。これにもう少しパンチが欲しいという方は黒マー油や背油のチョイスになるわけですね。
ラーメンも美味しかったのですが、実はここのすごさが発揮されているのはこの牛肉まぜそばだと言えると思います。
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ちゃっかり肉増ししています。牛骨ラーメンの細麺と事なりまぜそば定番の太麺です。どんぶりの端についているのはコチュジャンです。中央の卵黄からして台湾まぜそばのビジュアルに似ていますが全くの別物です。ちなみに肉増しすると炊飯器で保温されている煮込まれた牛肉が増しになります。

麺を混ぜるとふんわりと牛脂の香りが漂います。こちらは濃いめのタレがめんにからみつき、男なら誰もがうまい!というまぜそばになっています。それもそのはず、焼き肉は肉自体の脂の旨さ、タレの旨さ、一緒にかき込むご飯という炭水化物の3要素がありますが、ここもまさに脂とタレと麺という炭水化物が一体となっているのです。コチュジャンを混ぜるとやや辛みが出て全体が引き締まります。〆には追い飯もあり・・・自分は肉増しした肉を少し残しておいて一緒に楽しむのが好きですね!

あと、牛骨ラーメンも注文時に聞かれますがここは豚か牛のチャーシューどちらかを選ぶことが出来ます。柔らかな豚チャーシューもいいですがこんがりと炙られた食べ応えある牛チャーシューがお勧めです。可能なら両方食べたいw
牛骨を使ったラーメンは各地でも人気ですが少なくとも茨城県内でレギュラーメニューでこんな肉の旨さを活かしたまぜそばはないんじゃないかなと思いました。映画館巡りであちこちうろうろしながらいろんなラーメンも食べてきましたが、個人の好き嫌いはもちろんあるとしてもこのラーメンは県外でもちょっと食べた事がありませんでした。
以前お客がなかなか来ないという事で悩んでいた店主に改めて客入りについて聞くとあまり大きな差はなく横ばいのようです。とにかく、お客さんに来てもらいたいという気持ちがあるようです。ラーメン、特にまぜそばはかなりハイレベルに思えますがこの355線沿いはラーメン屋も多く、人気店もそう遠くない場所に固まっています。それでもお客が伸びないのは午前中のみの営業時間、居酒屋の一角という事で入りにくい、気が付きにくいという所、駐車場がない所でしょう。車は・・・まあ大きな声では言えませんが駐車スペースの大きなお店が数店あるのでゴニョゴニョさせていただく事も出来ます。しかし駐車場がどうであろうと入りにくかろうと人気のラーメン屋には行列が出来たりします。

それはやはり地元の評判や歴史であったり、口コミなどの情報であったり、使っている材料の格であったりするわけです。イバタン。映画館記事でも同じ事を書きましたがイバタン。記事もあくまでゴマ個人の感想でしかないという事、レビューが多かろうと少なかろうと最終的には評価出来るのは自分でしかないという事ですね。
今後、火が付いたら一気に人気が出そうなお店ですのでお客が少なそうな今こそ食べに行くチャンスではないでしょうか!?
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