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ガールズ&パンツァー劇場版 大洗凱旋上映会「特上爆音上映」レポ

2017年05月05日 17:18

ゴマです。地元茨城の大洗町が舞台のアニメ作品、ガールズ&パンツァー。立川のシネマシティの極上爆音上映やイオンシネマ幕張新都心の9.1chUpMixなどの特殊調整上映が話題となり、映画館の音やスクリーンサイズへの関心が非常に高まりました。映画館マニアのはしくれではあるワタクシなどとは比べ物にならないほどの情熱で様々な映画館を訪問するファンが増えたのは非常にうれしいですね。

茨城県でもシネプレックス水戸のセンシャラウンドネクストディメンション・4DX上映があったとはいえ、地元作品であろうにも今一つ盛り上がりに欠けていました。と・・・いうよりもシネマシティの独り勝ちでしたね。

しかし4月29日と30日の限定で大洗文化センターを使用した大洗凱旋上映会・特上爆音上映が実現しました。舞台大洗での「特上」の爆音上映。地元民でも立川まで行けない人、ガルパン愛に溢れる人にとっては聖地巡礼と爆音を同時に体験出来るまたとない機会です。


今回はイバタン。メンバーであるハヤピとフジを連れての参加、4月30日・9時の回を鑑賞しました。映画館マニアではないので音や映像のあれこれは語れないですがこの二人はかのQ-AXシネマ(渋谷シアターTSUTAYA)、イオンシネマ春日部、幕張新都心、MOVIX柏の葉、シネマシティといったハイグレードな映画館を経験しているメンバーです。設備的な感想は自分が書くので純粋な極爆体験者としてのレポは2人が記事を書きますので是非そちらをご覧ください。

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!今回のカテゴリについてですが映画館の上映ではない事、ホールでのイベント上映である事からイベント・行事・まつりなどにしています。
写真についてですがステージ前で鑑賞された方、複数回見て演出を狙って撮影した方も多くいらっしゃるのでスピーカーや登壇者の方、各演出の撮影はツイッタ-等でアップされている方の方がきれいに撮影されているかと思います。
〇大洗文化センター

大洗文化センターは多目的ホールであり映画館ではありません。座席数も800席と一般的な映画館のメイン館の2倍近くもあります。構造的な違いでは映画館はグラスウールを使用し、大きな吸音を行う事で室内の反射を抑えて色づけのないようにしています。これは映画館音響がサウンドトラックを制作者の意図した形で再生する為の方法のひとつと言えます。もちろん吸音だけする事がいい事とは言えません。
対する大洗文化センターはギザギザとした木の壁面になっており、舞台上方の天井も急激にせり上がっているといった映画館では見られない構造になっています。多目的ホールである大洗文化センターでは演奏や公演といった事でホールを使用するのが主です。そのためにホール全体に音楽や声を美しく届かせる必要があります。こういったどのような目的で使用するかという目的でホール・劇場の設計・構造は大きく変わってくるのです。
構造という意味ではシネマシティのシネマツーの構造が映画館では最も近いと言えるでしょう。しかし映画を再生するのを前提とした空間とそうでない空間では近いと言っても全く異なるという事はお分かりいただけるかと思います。


緞帳が下りている事もあり、大劇場の看板であった新宿ミラノ座のような後方からの眺め。スピーカーや場内の写真を撮る方が非常に多かったですね。

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ギザギザの壁面はフラッターエコーを低減する為の施工です。つやつやとした壁面は音を良く跳ね返します。後方に広がるような形状のホールとギザギザの壁面は豊かな反射音を生み出します。加えて広大な空間と高い天井が美しい残響音を生みます。良く見ると後壁は色が異なりますね。後ろは吸音構造になって前方からの直接音を吸収しているものと思われます。天井も吸音構造もしくは反射を極力抑える材質のパネルが使用されていると思われます。

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気がついた方も訓練されたおじさんたちの中には多くいると思いますが非常口の案内灯が黒い布で覆われています。

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映画館では消える誘導灯・案内灯ですが多目的ホールでは完全消灯する事が少ない事もあり消灯する機能自体がない場合が多くあります。映画を上映する際は映写機以外の光源がある場合、大きく映写を阻害・観客の鑑賞を妨げてしまいます。映画館も最低限、足元の誘導灯だけになりますね。今回は黒い布で光を抑えているさりげないワザにこだわりを見ました。


ちなみに既に話題になっていますが、屋外には電源車があり足りない電力を補っています。

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ホール左側の扉部分からは電源車から引っ張られたと思しき太いケーブルが・・・

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電源不足についても本来想定していないレベルの電源を必要としているからで多目的ホールとしての電源が不足しているわけではありません。一般的なホールでは賄いきれない程の電力を消費する電力を使用する上映というわけです。ヱヴァンゲリヲンのヤシマ作戦でポジトロンライフルを使用するために日本の電気を集めたような感じですね。

上映開始前のアナウンス後、衝撃音と共に舞台挨拶がスタート。緞帳が上がり登壇者全員がいるかと思いきやアイドルのように岩浪音響監督が観客とタッチしながら走り抜けて行きました。センタースピーカーが浮かび上がる演出や舞台照明を使用した演出。ホール全体が熱を帯び、大歓声に包まれました。
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左からバンダイビジュアル映像プロデューサー・杉山潔氏、とんかつレストランクックファン・大洗まいわい市場運営・常盤良彦氏、音響監督・岩浪美和氏、音響効果技師・小山恭正氏。

メインスピーカー、サブウーハーの説明をする岩浪音響監督。メインスピーカーは照明さんのちょっとしたお茶目なライトアップも。

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センタースピーカー裏には今回のイベントを実現した音響会社・サウンドマンの方が。センタースピーカー同様に目に見えていない人たちの努力・重要な役割が今回の上映にはあります。

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そしてスペシャルゲストとして立川のシネマシティより敏腕映写技師のAcha氏がシネマシティでの業務終了後に駆けつけるというサプライズが。岩浪音響監督からの挑戦状。Acha氏が今後シネマシティで聞かせてくれる事でしょう。

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Acha氏のブログです。

話は前後してしまいますが、なんと岩浪音響監督がイバタン。の映画館記事を見ていただいていたようで上映後にバックステージを見学させていただきました。

凶悪な存在感を放つElectro Voice XLVC 8/2 Fryingsystem。8/2はアレイ8連結・ベースモジュール2連結と思われます。

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センタースピーカーにはグリルがつけられたままでした。
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アレイスピーカー後方についているのがベースモジュールです。シネマツーのラインアレイスピーカーに比べかなり変わった設置です。この設置で安定させているとの事なので恐らく常設や建物に直接固定出来ない場合の為の設置を考慮したものだと思われます。100キロを遥かに超える重量を支える為にベース部にはアンカーが。

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センタースピーカー後方にも注目。黒のカーテンが設置されています。これはスクリーンを通り抜けた光でスクリーン裏が見えてしまうのを防ぐものです。映写の角度や視聴位置にもよりますがスクリーン裏が透けて見えてしまっては映画どころではありません。映画館ではスクリーン裏には表面が黒のカバーがされた吸音材が壁一面に設置されています。カーテン程度ではこの規模の吸音は全く望めないとは思われますが微々たる効果はあるのかもしれません。

800席のホールに対して5000席のホールでも余裕のスピーカーを使用しているというとんでもないオーバースペックなスピーカー。爆音上映ではかなりの音量での上映になります。規定以上の音量はスピーカー破損や音の歪みの原因となりますので強烈な音でも歪まず、しかも響きやすい空間でも客席まで音を飛ばすスピーカーが必要だったわけですね。それでもやりすぎ感溢れるスピーカーだと言えます。岩浪音響監督のこだわりのひとつでしょう。



次がサブウーハー NEXO S2

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46cmウーハー2台、推奨パワーアンプ出力1800~2400Wというとんでもないサブウーハーです。本来はAlpha Systemシリーズのオプションスピーカーで中高域システム、低域システム、超低域システムと使用環境に合わせて組み上げるモデルをサブウーハーに使用しています。再生周波数特性が32Hz~64Hzとシネマ用と異なるのも興味深い点です。お分かりとは思いますが通常上映でこの環境ならば1台でも十分すぎるサブウーハーです。今回はそのサブウーハーを8台使用しています。


続いてサラウンドスピーカー。 NEXO M3/B1 2/2 System

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こちらがAlpha Systemシリーズの中高域システム、低域システムになります。2/2 Systemというのは中高域・低域のシステムを2個ずつ使用しているという意味でしょう。いろんな映画館を旅した方ならこのスピーカー配置によく似た物を知っているかと思います。

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IMAXスピーカーです。通常の映画館は客席を複数のスピーカーで取り囲むことで客席にサラウンド音をまんべんなく届けています。IMAXスピーカーは独特な角度で取り付けられたホーンと左右に角度のついたウーハー(劇場サイズで仕様が変わります)を後方両隅、全体をカバー出来る角度と高さに取り付けています。今回の特爆の角度を見てみると片方は前列中央に向けて、もう片方は対角線上に向けて角度をつけてあります。これによりカバーエリアを広げて多くの客席にサラウンド音場を体感できるように考慮されています。
またこのスピーカーも1ペアでメイン館クラスの劇場のメインスピーカーとして使用出来る程のモデルです。電源が足りなくなるのも納得ですね。


これらはスクリーン後方でリアルタイム調整を行っていました。シークレットな部分も多かった為公開はパワーアンプ部のみという事で許可をいただいています。

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ボリュームマックスですやん・・・
AMCRON MACRO-TECH MA-2402および3600V2が確認出来ます。下の一回り大きなアンプはMA-5002VZでしょうか。

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4Ω735W+735Wの強力なアンプ群。良く見るとHi、Mid、Lowの張り紙。各帯域を無数のアンプで贅沢に鳴らしている事が分かります。他にもEQやミキサーなどといった音響機材がずらりとならんでいました。

どういう事かよくわからないという方はガルパンに例えましょう。メインスピーカーはセンチュリオン8台、ウーハーにヤ―クトティーガ-2台を3列フロントに。ウーハーはカール自走臼砲が8台、後方にはT28重戦車の上にファイアフライが乗っかった物が2台ずつ左右に。それを岩浪音響さんチームの中人達、みほとまほと愛里寿に相当する人たちがノリと勢いで風と共に流れてきただけの事です。一体何と戦うつもりなんでしょうか。


続いて映写側を。

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ここからは見えませんがBARCOのDP2K-10Sを2台使用しています。1台は予備としてトラブルに備えています。2KDLP方式です。岩浪音響監督がツイッタ-にアップした写真を見るとDOREMIのシネマサーバーを使用していると思しき張り紙が。10m程度までのスクリーン・小劇場向けのモデルとはいえ座席間隔も狭い大洗文化センターでは十分なモデルと言えるでしょう。異常な程物量をつぎ込んでいる音響面に対し驚くほど適切なモデルを選んでいる映写面がなぜか違和感を感じてしまう不思議。


スクリーンがこちら。

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メーカー名は分かりませんが、ホワイトマットスクリーンです。シネマシティのast等3D対応スクリーンやイオンシネマのULTIRAはシルバースクリーンなのでガルパン人気劇場2館とは異なる材質です。シルバースクリーンは偏光式3Dに必要な物で反射性が高く明るいですが個人的には原色(特に)赤がきつく、全体的にぎらついた印象があります。

ホワイトマットは映写を阻害する余計な光源がない場合自然な明るさと色合いを出すスクリーンです。特に人の肌や映像全体が白になる場合その違いを感じやすいと思います。

スクリーン周りを黒のカーテンで囲っている(マスキング)のは余計な白地をなくし映像を引き締める為です。現在はスクリーンカーテンの稼働を辞めている劇場が多いので左右の白地が気になる方もいるかと思います。スクリーン下のステージにも反射防止の為に黒い布が敷かれています。
映像にも厳しいガルパンおじさんですが上下マスクはミリ単位で合わせたらしくぴったりです。左右はやや切れていましたがこれは映写室からの映写角がどうしても下向きになるので映写部はやや台形になります。マスキングカーテンのおかげで多くの人が上下左右ぴったりに見えていたと思います。
スクリーンはカーブのないフラット形状。映写歪みが少ないので自分はカーブドスクリーンよりフラットスクリーンの方が好きですね。そもそもこういった移動形式の上映の場合カーブドスクリーンは組み立てが難しいという事もあるのかも知れません。



今回は特上爆音という事で舞台装置も設置されています。

CO2噴射装置に

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照明類。

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写真には無いですが銀紙の発射装置までありました。

裏方にあったCO2操作盤。岩浪音響監督「押さないでね。」

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今回は特爆というイベント上映とはいえ本当に映画を見に来たのか疑ってしまうような物々しい演出機器類ですね。


〇大洗凱旋特爆上映が幕を開ける。

舞台挨拶や劇場内の雰囲気等はイバタン。メンバーが後ほどアップするであろう記事やツイッタ-での書き込みで複数見ている方もいるので簡単に・・・

印象に残ったのは声優も来ていない音響がらみの登壇者だけにも関わらず多くの客が来たという事、ラインアレイスピーカーがもう一つの主役となっていた事、音響担当のサウンドマンにガルパンおじさんがいる事、そして社長がはg・・・


さて大洗特爆ですがまず音響面から。前述の通り響きやすい環境です。自分はち列18番にて鑑賞。自分の見た席はセリフの余韻が後方の空間にすうぅっと抜けるように聞こえました。結構いい席を当てたと思います。セリフの明瞭度から言えばもっと前列のスピーカーに近い場所の方が反射や残響の影響は受けにくかったと思います。それでも5000席の劇場でも使用出来る設備だけあり、音の伸びもとく音像の肥大化を感じる事はありませんでした。裏方で聞いた話では声の膨らむ帯域を抑えているとの事です。その為かセリフはすっと前にきれいに出ていました。客席的に音の谷間にいたのかLRはセンターに対しやや大人しいというか後方に1歩下がったように聞こえました。

個人的にはサラウンドの鳴り方が非常に面白かったです。IMAX的な配置の場合後方からモロに音が鳴っている、耳元から音がする、というような聞こえ方をする場合があります。今回の特爆ではダイレクトに音がなっている部分と壁反射により側面や上方を流れるようなサラウンドサウンドを楽しめました。分かりやすい所だと冒頭チャーチルの上部を砲弾がかすめていく音が素晴らしくよかったです。これは左右の山形の壁面が複雑な反射・拡散を生み出しているからこそ出来る音場です。吸音ばかりではこういった音は出せません。シネマシティastは天井吸音・壁面は複雑な反射を得るため表面を荒らしています。シネマシティのサラウンドの音が独特の広がりを見せるのはその為です。反射、吸音、拡散のバランスを突き詰めるとQ-AXシネマのようなとてつもない音になりますが劇場施工には多額の費用がかかるので実現は厳しいです。
「君たち、勝手な真似は・・・」は右裏から聞こえました。これはまあ当然で無数のサラウンドスピーカーがある映画館では漠然と全体、後方から聞こえます。スピーカーから離れれば離れる程真後ろから聞こえるように感じるはずです。声の響きはやはりスピーカーとの距離が近いからか割と明瞭に聞こえました。爆音もそうですがサラウンドの見事な鳴り方を自分は特爆のポイントとして上げたいですね。


さてみんな大好き重低音ですが、サブウーハーの再生帯域の上が64Hzという事もあってか結構タイトな低音だったように思います。しかし64Hz以下になるともう音というよりは振動に近い周波数ですからかなり体に来ますね。ホールで膨らみやすい帯域を減らす、他の帯域を邪魔しないようにする目的もあったのかも知れません。想像以上に空間に低音が残るような事はなかったです。恐らく大洗出身のおばあちゃんがいらしてましたが本気で心配になるほどの音が出ていました。
しかし今回はリアルタイム音響調整という事でシーンごとに調整をしていた為にエンディングで低音が暴れてしまう、場所によっては音楽や砲撃音でセリフが埋もれてしまうという問題を回避しています。それどころか問題ないと思われるシーンではこれでもか!というくらい音を出してきました。このリアルタイム音響調整は仕掛けに気が付き、岩浪音響監督からもその通りとお答えいただきましたが、微妙な線なので伏せておきます。訓練されたガルパンおじさんなら気がついた人も多いでしょう。
カール自走臼砲のシーンはフラッシュとCO2を使った4DX的な演出もありました。やりすぎだ!というくらいに低音も出していましたね。
特爆は本当に出せるシーンはかなり出しています。M3の砲撃が128mm砲くらいに聞こえます。個人的にはカールよりも最終決戦が聞きどころでしょうか。カールや比べればそこまで重たい音が収録されていないシーンですがかなり低音を出してきています。その中でもセンチュリオンの超信地旋回の音や吹き飛んでいく4号のシュルツェンの音、強烈な破砕音は耳に突き刺さるようになり低音は文化センターをガタガタ揺らす。そしてヴォイテクで静まり返るギャップ。決着のセンチュリオンに突撃する4号も最後の最後まで出してきたという感じです。反面エンディングは役目は終わった!とでも言うように規定値くらいの鳴り方でしたね。エンディングはホールトーンも加わりより美しく流れました。

劇場の特性というか映画館でも同じですが今回は特に壁側の反射が強いので壁際の方は反射音がもろに来てきつい人がいたかも知れません。複数回見た人の話では見る場所によってもかなり音が違っていたようです。

映写については流石マスキングしたフラットのホワイトマット。明るく濃い映像です。前述したようにやや台形で左右が若干切れてましたがピントもきっちりした素晴らしい映写でした。せり上がる天井部、スピーカーが埋め込まれている部分の反射がやや気になりましたが問題ではないでしょう。画についてはやや赤が弱めの印象でアニメが映えるような調整を意図的にしたのかと思いましたが、室内の迷光が強かった為に調整時にいい数値が出なかった可能性もあるとAcha氏とお話しました。


上映後、合言葉を言えばもらえるハズの干しいもがない事で謝る常盤さんと爆笑する岩浪音響監督。(ちなみに場所によっては乾燥いも・かんそいもと呼びます)

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生ボコも出てきました。

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ラストは特爆に関わったスタッフが可能な限りステージに。

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盛大な拍手で特爆は終幕に・・・

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〇特上爆音上映という上映

今回の特爆は映画鑑賞であり、ライブであり、演劇であり、アニメーション作品上映におけるエンターテイメントのひとつの形であるのは間違いないでしょう。映画の舞台、しかも本編に出てくる場所での特爆、しかもたくさんのゲストの舞台挨拶に岩浪音響監督の演出、どれも最高のものでした。最終章もやる!と高らかに宣言されていましたがまたあるのなら是非参加したいですね。

〇映画館の上映と比較するのはナンセンス

ツイッタ-でもぽろりとつぶやきましたが、今回の上映は映画の上映であっても映画鑑賞であり、ライブであり、演劇でありました。映画館という映画を鑑賞する場所は映画を鑑賞する為にベストに造られた環境です。映画館の枠の中で劇場ごとの違いを比較したりするのはもちろん楽しいですが今回の特爆は上映環境から演出を含んだ全てが特爆であると言う事、文化センターであれだけの音を鳴らしたとはいえ元の環境が全く違う事を考えれば特爆がこうなんだから映画館もこうするべきというのは難しいでしょう。もちろん個人的な考えです。
通常上映や爆音上映、特殊調整(UpMixなど)上映をラーメンに例えましょう。通常上映はラーメン屋が出すラーメンのある種の完成系です。ある種の完成系です。それは作った人が一番食べて欲しいバランスで出来ています。
爆音上映はタレと油を増してこってりにしました。見た目にも分かりやすく分厚いチャーシューを乗せました。誰もが分かりやすいインパクトがありますが胸やけする人もいるでしょう。普通のラーメンの濃さでは薄味に感じる人もいるでしょう。
特殊調整上映は材料の一部を別の材料に変えました。チャーシューは1枚を薄切りにして2枚にしました。分かる人には微妙な差が分かるでしょうし分からない人もいます。チャーシューは一見数は増えていますが実質は変化していません。いいと絶賛する人もいれば分からない人もいるでしょう。

では特上爆音はというとラーメンは同じラーメンでもこの時限定で特選の素材やどんぶりをそろえ、いつもと違うチャーシューを増し、なんなら場所はこのラーメン家の1号店で数量限定でやりましょう。お店の人が普段明かさないスープの秘密をちょっと教えましょう。という感じです。何ならラーメン家行ったらコース料理出てきたくらいでもいいです。これでは同じ条件の比較は難しいと思います。

爆音上映や特殊上映が増えるにつれ同様の上映が増えてきています。同じ様な上映をしてほしい、常に爆音をやってほしいとの声も理解出来ますが基本的にそういった上映はお祭りでイベントなのです。特爆はその最たるものでリアルタイムの調整やライトアップ等の演出、舞台挨拶がなかったとしても常に出来る事ではないのです。そもそもガルパンも通常上映が岩浪音響監督がゴーサインを出した、最も音が最適化された状態とも言えます。
また映画館としても機材の破損の恐れや採算があうか、隣接する施設やシアターの音漏れなどの問題もあります。


〇結局のところ特爆の感想

いろいろ書きましたが最終的にはもうそんな事どうでもいいのです。今まで見たガルパンの中でぶっちぎりに楽しかったのは間違いありません。もうガルパンはいいぞとか特爆はいいぞとか岩浪さんぱねぇぞとかでまとまってしまいます。たくさんの観客とスタッフ全員がひとつになり、最高に盛り上がった、「映画館では出来ない」お祭り上映。それが特爆だと思います。自分もパンツァーフォー!!とかボコ頑張れ―!!とかめっちゃ叫んでいました。


今回は仕事がしんどくて行くかどうかでかなり迷っていましたが上映後は意地でも参加して良かったと心から思いました。参加を諦めていたらきっと後悔していたと思います。また岩浪音響監督のご配慮によりイバタン。としてバックステージを見学させていただいて本当にありがとうございました。非常に貴重な経験となりました。Acha氏がいてくれたおかげで話もスムーズにすることが出来ました。ありがとうございました。

岩浪音響監督、Acha氏と写真を撮らせていただきました。

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・・・うち太ったなぁ。痩せねば。


岩浪音響監督、今度は砲撃シーンに合わせ実際の戦車で空砲打つマリンタワー粉砕特上砲撃上映とかどうでしょう。

・・・特爆はいいぞ。
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