--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

映画館のスピーカー その3

2016年05月22日 20:50

ちょっとばかり間があいてしまいました。ついにイオンシネマ大高、横浜ブルク13共にIMAX改装が始まってしまったようでスケジュールからメイン館のスクリーンナンバーが消えています。横浜は何度も訪れたとはいえもう一度〆に見ておきたかったです。大高はULTIRA1号サイトとして一度は訪れてみたかったですが叶わぬ夢となりました。ガルパンのULTIRA上映がもっとはやく始まって売れば違っていたかもと思うと悔しいですね。横浜は微妙ではありますが改装後、大高は元々のスクリーンサイズが非常に大きいのでそこそこのIMAXを体感出来るかもしれません。

ではスピーカー紹介、今回でラストになります。
○BOSE

DSC01620_R.jpg

DSC01605_R.jpg


一般的な方もどこかしらで一度は見聞きした事のあるメーカーかと思います。冷蔵庫サイズの大きさがないと低音が出せないと思われていた時代に101MMという小型スピーカーを発表、小型とは思えない低音を出すことで驚かれたという話が有名です。なんでもスペースシャトルのスピーカーもBOSEとか。
後に説明するVive Audioとも非常に似た形状をしています。メインは3way だと思いましたがサラウンドは伝家の宝刀とも言えるBOSE独自のフルレンジユニット。緩やかなカーブは手前の座席から奥の座席まで音を届ける為のアレイ配置になっています。
小型ユニットであるがゆえにまとまりのある音を出しますが小型な分低音再生に限界がある為ベースモジュールを追加して低域を補強しています。
音は聞いた人ならば誰もが分かるBOSEの音です。少し引っ込んだ高域、張りと量感ある中域、ふくらみのある低域・・・民生用等で聞くあのBOSEに音です。個人的にはBOSEの音は嫌いではないですが映画館ではちょっと、という感じがします。T-JOY系の一部の劇場に導入されています。


○SONY

DSC06117_R.jpg

DSC06120_R.jpg

こちらも有名なSONY。音響方式にSDDSがあったり映画の配給もあったりと何かと映画には関わっていますがスピーカーはなかなか見かけません。お台場シネマメディアージュではSONYが採用されているようですがインターネットチケットが使えないのでなかなか行くことが出来ません。地元の笠間ポレポレホールでのみ聞いた事があります。SONYらしいスキッとした高域から中域、タイトな低音といった音でしたがかなり小さい劇場で見た映画もモノラルだった為まだ感想をいうには経験値不足でしょうか。


○Krix

恥ずかしながら名前だけは知っていますがまだ聞いたことがありません。109シネマズのごく一部のサイトのみに導入されているようです。メインは大型の4wayスピーカーもあり、なかなかいい音を出してくれそうではありますが聞く機会がなかなかありません。サラウンドにフルレンジ1発のモデルがあるのも面白いですね。


○Vive Audio

DSC08410_R.jpg

DSC08841_R.jpg

DSC08390_R.jpg


TOHOシネマズがTCX、DOLBY ATMOSと共に導入してきた事で関心を集めました。映写機メーカー、CHRISTIEが製造しています。映写機までCHRISTIEなのか従来のSXRDなのかはわかりません。前述したようにBOSEのスピーカーと良く似たフォルムのスピーカーです。目的は同じく近くから遠くまでの広いエリアに音を届ける為の物ですがこちらはフルレンジではなく小型ウーハー+リボンツィーターの2way構成になっています。
アレイ構造+リボンツィーターにより広いエリアに音を広げ、場所による音圧の差を小さくするなどの大きなメリットがあります。基本的に使用しているユニットがメイン、サラウンドで同じであるため前後の音色の差がほぼないのも大きいでしょう。ただ実際にはスピーカーとの距離が近づくにつれて高域が耳障りになりやすい弱点があります。音色としてはイオンシネマのQSCに近い印象で高域が伸びやかで音像が小さくまとまり、低域のボヤつきが少ない感じです。DOLBY ATMOS再生ではかなり広がりのある再生が可能でアレイ配置により適度に拡散したオーバーヘッドの自然な音場がとてもよかったです。一般ウケ、特に若い世代には好まれそうな音ですが個人的には大口径のウーハーとホーンを使用したシネマスピーカーの方が好みですね。


○IMAX専用スピーカー

DSC04894_R.jpg

DSC07131_R.jpg

IMAXシアターはスピーカーもIMAX専用のスピーカーが使用されています。IMAX社の自社開発かどこかのメーカーに制作を依頼しているかはわかりません。劇場サイズによってスピーカーのラインナップがいくつかある事、本物の巨大IMAX劇場の空間を満たすだけの高出力を持っていることは間違いないでしょう。音量の大きさがあるので分かりにくいですがスピーカー自体の音は意外と淡白な、PA的な所があるように思います。IMAXの音量があるからこそですが仮に通常の音量で鳴らしたならば拍子抜けするような音になるかもしれません。


○番外編。インウォール

DSC08558_R.jpg

DSC01879_R.jpg


少し前の劇場に見られますがサラウンドスピーカーが壁の中に埋め込まれているタイプです。こうなってしまうと音で判断するかスタッフに聞くかしないと判断が付かないですね。音響的にはスピーカーを出した方がいいですがデザイン的にスピーカーという無骨な物体が見えてしまうのを嫌う場合もあります。視覚的な要素と言えばスピーカーが見えてしまう事でそこから音が出ているという思い込みをしてしまい実際に音が出ていなくてもスピーカーを意識してしまう事もあります。


DSC08302_R.jpg

こちらはメーカーも分かりません。かなり昔からある映画館などで稀に見られるスピーカーです。見た目は学校の教室にあるスピーカーのようですがシネマ用なの本当に一般の放送用スピーカーなのかは不明です。現代のシネマスピーカーに比べると見た目同様音もレトロですがこの時期の劇場はグラスウールによる全吸音ではなく響きやすい空間である為独特の響きを伴った面白い音になっています。この手の劇場で見るドラマ作品はじっくり見れていいものだったりします。



以上で大体のスピーカーが出そろったかと思います。自分が知らないだけでもっと多くのスピーカーが活躍しているかもしれません。また同じスピーカーでも映画館や調整一つで音は見違えるほどに違う音になります。新しい、古い、大きい、小さい等でも判断出来ないわけですね。基本的なキャラクターはそのままなので気になるスピーカーがあったらいつもの映画館と聞き比べてみても楽しいかもしれませんね。
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://ibatan1.blog90.fc2.com/tb.php/205-5d4b1f4b
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。