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上映事故、設備不具合

2016年04月27日 00:15

設備関係の紹介が続いていたのでちょっと趣旨を変えてみます。映画を映画館で見ている時に何らかの不具合にあった人はいるでしょうか。自分はかなりの映画館をいろいろなエリアで見ていますのでちらほらと何らかの不具合に遭遇する事があります。が、本当にまれですし、上映事故というほどのものはないので今の上映環境はとてもレベルの高い証拠でもありますね。
人が運営するものであり、機械は万能ではないので100%防ぐ事はなかなかに難しい不具合。今回は自分が体験した事をちょっと書いてみます。
○フィルム時代のSR落ち

フィルムに記録されているデジタル信号が何らかの原因で読み込めなくなった場合アナログ音声が再生出来るようになっています。上映するにあたり、上映不能を回避する為の作でもあり映画を見る事は出来ますがディスクリート5.1に対してマトリクス4.0では迫力に大分差が出てしまい何か迫力がないぞ・・・?こんなもんなのか?という状態になります。1回しか体験してませんがなかなかにSR音声を聞くことがなかったのでいい経験ではありました。



○ゴミ、ゆらぎ

目立つ所ではありませんがスクリーン右下に髪の毛のようなものが終始ゆらゆらしている事があります。ピントをあちこち見ていた自分以外のお客は気がついてないと思いますが一度気になるともう視界からなかなか消えてくれません。
また映画館によっては加湿器か映写機自体の熱か分かりませんが揺らぎがゆらゆらとスクリーン全体を覆っていることがあります。こちらは画面全体が白にならないと分からないですが白になると多くの方が気になるかも知れません。



○アスペクト比の不一致

今は固定スクリーンサイズが多くなりましたが映画の収録スクリーンサイズに合わせてカーテンが動いているのに気がついた人もいるかと思います。自分は最大シネスコのスクリーンでシネスコ作品を見た際、カーテンが開かず、さらに上下に余白がある非常に小さな映像で映画が上映されてしまった事がありました。「これはいただけない」とスタッフに不具合を伝えて対応願いましたが上映中スクリーンが動いたり止まったりと何とかしようとしているのは分かりますが結局改善に至らず。上映不具合のお詫びという事で次回無料鑑賞券を鑑賞者全員に配布する形になりました。上映自体は中断にならず最後まで流せたので非常に誠意ある対応かと思います。

不具合のあった映画館ではないですが参考に。上がカーテンが開いたシネスコサイズ、下がカーテンが閉じたビスタサイズ。スクリーンが最大ビスタで上部が縮まりシネスコになるスクリーンもあります。

DSC03042_R.jpg

DSC01005_R.jpg


○スピーカーから音が出ていない

これは一般の人がなかなか気がつきにくい不具合かと思います。スクリーン側のL,C,Rのどれかが完全に出ていなければかなり違和感があるので気がつくと思いますが自分が割と頻繁に遭遇するのは特定のスピーカーの中域ユニットのみ音が出ていない、中域ユニットの一部しか音が出ていない、中高域が出ていなく低音しか出ていない、中高域は出ているが低域が出ていないなど部分的な異常です。上映開始時、スタッフがきちんと上映されているか確認をとりますがアルバイトはおろか社員でも分かりにくい不具合なのでしょう。音楽や人の声が明らかにおかしい、男の声のみ細い、どちらかに音が寄るなどの状態になります。
基本スタッフに声をかけるかアンケート用紙、メールフォームで改善をお願いします。365日休みなく営業する映画館にとって突発的なトラブルはなかなか避けられないものです。



○フリーズ

言葉の通り映像が止まります。映画館側にしてみれば血の気の引く瞬間でしょう。自分の場合10秒ほどフリーズした後に復帰しました。劇場内からは「あれ?」「止まっちゃったね」などの声が聞こえましたが特別大きな騒ぎにもなりませんでした。上映側も気がつかないでしょう。デジタル映写はパソコンと同じ、止まった所で機械のどこが悪いか、ハードディスクをばらすことも出来ない、再起動すれば治るかも知れない、ハードではなくソフト側かもしれない、、、原因の特定が大変なようです。フィルム時代ならばフィルムというモノが目の前にあるから対応出来るがDCPはデジタル、つまり0と1のデータの集まり。どうにも分からない事が多いという事も聞きました。



○ピンボケ、映写位置ずれ

フィルム時代は高速でフィルムを実際に流してそれに光を当てて上映を行っていた為湿気など巻き具合の影響でピントが多少ずれる事がありました。フィルムは生き物と言われ、いかに正確に上映するかが映写技師の腕の見せ所でしたがデジタルになってからはデータを入れるのみで後は適正に設置調整された映写機から映像が映し出されるという形になりました。必然的に映像のピンボケや映写位置のズレはほとんどなくなりましたなぜか自分はピンボケに多く遭遇します。あまりにひどい場合その場、そうでもなければ後に連絡する形をとります。ある劇場では何らかの原因で映写機の設定がずれてしまったものと思われるとの回答がありその後きちんと調整が行われていました。音は難しいかも知れませんが映像のボケはアルバイトでも判断出来るレベルであってほしいですね。


知り合いから聞いたもの

○機材故障による上映不能

機械である以上壊れます。365日営業する映画館にとってメンテナンスを丸1日かけて行うのは難しい事です。ある日突然映写機が映らない、音が出ない、復旧出来ないといった非常事態になる場合があります。当然修理または代替機が来るまで上映はしばらく出来ません。映画館は購入済みのチケットの払い戻し、鑑賞中の場合払い戻しor無料券配布などの対応をされます。


○落雷

自分は雷がきらいです。大嫌いです。部屋はPCやオーディオ機材がありその全てが無力化、データ破損、場合によっては機材自体の破損まで。聞いた話にはなりますが映画館も落雷により停電、上映がストップする事態になった事があるそうです。停電後は場内は非常灯になりスタッフからの案内、復旧次第再開の連絡があり停電時より少し前に戻って上映を再開したそうです。落雷による停電であり劇場側に落ち度はありませんでしたが上映を中断したお詫びという事で無料券を配布したそうです。劇場側の誠意を感じますね。


○地震

自分も3.11を経験し、現在熊本でも地震の影響で大変な思いをされている方が大勢います。あれだけの大きな揺れ、映画館は安全なのか?答えは必ずしも安全ではない、です。スピーカーをマウントしている壁、スクリーンが固定された壁面、ガラスは映写窓くらい。一見安全そうですが地震のエネルギーはすさまじいものです。もしもスクリーン裏のスピーカー、それこそ100キロ相当の物が飛び出してきたら、壁面のスピーカー、あるいはATMOSのオーバーヘッドスピーカーが落下したら。天井にある空調が落下したら。映写窓を突き破り映写機が転げ落ちてきたら・・・命に関わる危険です。当然上映は中断になります。大きく揺れた際はシートとシートの間に身を隠し、可能であればカバン等で頭部を保護、サラウンドスピーカーや空調の合間で身を守り揺れが納まってからスタッフの指示に従い落ち着いて非難してください。
大きな地震により上映が出来なくなった場合購入済みのチケットの払い戻しとなることが多いです。ホームページの案内を確認してください。



○上映不良を見つけたら?

もし気がかりな事があれば映画館のスタッフに聞いてみましょう。聞くのがちょっと、という方はアンケートやホームページからのメールフォームから内容を伝えましょう。
もし本当に映画館側が気がつかない不具合があればそれは非常にありがたい情報です。壊れる前兆なら先手を打てます。クレームの絶対数も減らせます。同時に見ているお客は細かいところをきちんと見ているという事を伝える事にもなるのです。自分が気持よく映画を見るためにも気になることがあれば積極的に聞いてみましょう。


○モラル?内容、クレームとの線引き

一部のレビューサイトには一体何を言っているんだというようなクレームや悪評を見かけます。

・駐車場サービスがないのはあり得ない、最悪→映画館が入るモールなどによりけりですので映画館の責任ではありません。大抵電車でのアクセスに優れた場所の場合駐車場サービスがない場合もあります。

・音量が大きすぎる、小さすぎる→基本的に規定音量に準じて上映されますが映画館ごとに微妙に差があります。この辺は人によって個人差があり同じ映画館内でもっと小さく、もっと大きくが両方あったりします。この辺りは好みの問題です。二度と行かないなどのクレームをつけるなどせずに自分の好みに合う映画館を探せばいいのです。

・うるさい客がいた、迷惑な客がいた→これはその客に問題があるのであって映画館側の問題ではありません。もちろん映画館側は快適に映画を見る空間を提供する義務があります。迷惑客を見かけたらその時点でスタッフを呼んで対応してもらいましょう。

・映画が見れなくなったからチケット代を返してもらおうと思ったら無理と言われた。最悪。→チケット購入の案内ぐらい読みましょう。シネマシティのネットチケットは途中でキャンセル出来る画期的なシステムです。

こういった的外れな物が良い映画館に限って多いです。人気で様々な人が行く分いろんな人が集まるのでしょう。上映の不具合については問い合わせくらいの気持ちがいいと思います。修理すると言った映画館が数カ月後もデタラメな状態で上映していた時は流石に厳しい事を書きましたが一般の人(自分もですが)が分かりもしないシステム的な事で大きな事は言えないかと思います。
アルバイト同士で遊んでいた、ポップコーンの食べカス、トイレの清掃状態などはやんわり指摘すれば映画館はきちんと対応してくれます。

もちろんメールやアンケートは悪い所だけでなくよかった所も書いてOKです。映写がとてもよかった、音響が良かった、椅子が座りやすかった、スタッフの笑顔がよかった・・・それは映画館側にも励みになります。自分が書いた例としては予告から企業ロゴ、音響トレーラーの演出の流れが凄く良かった、スタッフが笑顔かつ丁寧な対応でこちらの質問にもきちんと回答してくれた、といった感じです。

アンケートについては無料鑑賞券が贈られる事もあるので試しに感想を書いてみるのもいいかも知れませんね。
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